ほぼ全てのどこφユーザーが思っているであろうこと、それは
『どこでもWi-FiにAC電源繋いでるとき、エネループも充電してくれたらいいのに。気が利かないなあ。』
ということではないでしょうか。
少なくとも、私はそう思っています。基本的にめんどくさがりなもんで。
だが、しょうがない事情があったんだ。
さっきタバコ吸いながら冷静に考えてみたところ、ある当たり前のことに気が付いたのです。
結論から申し上げますと、どこφに充電機能がないのは、普通の乾電池での運用も想定しているからなのではないかと。
最初から「エネループしか使えません。それ以外の電池は危険です」という注意書きがあるならば別ですが、どこでもWi-Fiという製品は電池切れの際にその辺のコンビニで買ってきたような電池を使うことも想定されています。
知っている方は知っていると思いますが、アルカリ乾電池を充電器に放り込むことは、割と危険らしいです。
さて、これを踏まえると、どこφに「入っている電池が、エネループなのか、アルカリ電池などなのかを判別する機能」があれば、エネループが入っているときに限り充電することは可能ということになります。
で、判別ってどうやんの、それ?
電池による電力の供給という機構は、恐ろしくアナログな現象です。
電池内の化学反応で発生した電位差により、電池ボックス内の電極や、どこφ内部の基盤上の回路を電流が走るわけです。そこにデジタルな現象は一切発生していません。
エネループはある程度電圧が低い電池らしいので、計測すれば判別をつけられないこともないとは思いますが、その信頼性はどこまで高いものなのか。
もし、アルカリ電池が入っているときに、誤判別で充電してしまったら、液漏れによる人身事故に発展する可能性があります。
そんなわけで、安全性の確保が十分にできないという意味で、どこφには充電機能がついていないのだと思われます。
下手に機能増やすとサイズ大きくなったりするかもしれませんしね^^;
とりあえず、自分ではどこφの一つの不自由さに納得がいったので、少し嬉しくなりました。