ナカザンドットネット

それって私の感想ですよね

至高を越えたボロネーゼは自分へのご褒美として作る最高のご馳走

12月といえばアドベントカレンダーの季節! そして、昨年に引き続き、やります! バズレシピアドベントカレンダー!

adventar.org

言い出しっぺということで、1日目をやらせていただきます。

今年も色々と作ってきて、子供ウケが良かったレシピも時短に効いたレシピも色々とあったのですが、今回は「筆者個人が自分で食ってて一番美味かったやつ」というシンプルかつ最も重要なところを紹介します。

至高を越えたボロネーゼ

筆者の中で、バズレシピオブザイヤー2023はこいつでした。 「至高を越えたボロネーゼ」 です。

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今年のパスタレシピは、冷製パスタ焼きスパゲティのような例外を除いて、ほぼ全レシピがワンパンパスタだったと思います。昔のパスタレシピをリゾッタータ(ソースでパスタを茹でて煮詰める手法)で再構築しつつ進化させることでネタ切れを防いでいた側面があったような気もします*1

そんな中で、筆者が今年本当に食べていて幸せだったのが、この至高を越えたボロネーゼです。

至高を越えたボロネーゼ

2020年に出ていた至高のボロネーゼのワンパンバージョンとなります。材料としてもそんなに変わらないはずなのですが、至高の〜よりも圧倒的に好みです。別茹でせずに煮詰めて作っているからか、ソースが麺にめちゃくちゃ絡むんですよねえ。動画ではコラボ相手として使っていた赤ワイン「ジェイコブズ・クリーク」は近所に売っていないので、適当な赤ワインを買ってきて作っていますが、全然美味しいです。一緒に飲むとマリアーーーーージュ🍷になります。

動画の出始めのときには週3で食べてましたが、今は「ここぞというときの自分へのご褒美」として作るようになりました。ちなみに↑の写真は、11/12の技術書典15オフラインイベントと、11月16日の4年半ぶりの新刊脱稿を乗り越えた自分へのご褒美として作ったやつでした。

デメリットはパスタとして食うしかないこと

このレシピは、たぶん来年以降もプチハレの日のレシピとして鬼リピすることになるのですが、一点、ただ一点だけ、旧作である「至高のボロネーゼ」のほうが優れていると筆者が思っている点があります。

至高のボロネーゼは、ソースだけを別の料理に転用可能なのです。白米に乗せて、ボロネーゼ丼を作ってみてください。旨すぎてトビますよ。

至高を越えたボロネーゼは、良くも悪くも煮詰めることでパスタとソースが一体化し、ソースだけの状態が存在しないレシピです。そのため、ボロネーゼ丼を作る余地がほとんどありません。ごく稀に、食べるのが下手くそすぎて麺に具を絡めきれずに、食べ終わった皿にソースがそこそこ残っているという事態はありますが、これは直後にシメとしてボロネーゼ丼を食べるようなことはできても、冷蔵庫に保存しておいて後日リメイクしましょう、という話にはならないですよね。

というわけで、パスタ以外にもボロネーゼの楽しみ方を模索したい場合は、至高を越えたボロネーゼは向いていません。至高のボロネーゼや、シン・ボロネーゼのほうが向いています。

ワンパンパスタ最高!

ワンパンパスタシリーズは、やっぱり洗い物が少ないという最高の利点があるんですよね。まな板と包丁とフライパン(+α)あたりがあれば大体作れてしまうので、時間があまりない昼食にも重宝しました。

リュウジさんがいつまでワンパンパスタを擦り続けるつもりなのかは分かりませんが、2024年も楽しみですね!

2日目を書いてくれる人を募集中です

ところで、このアドベントカレンダー、2日目に誰が書くのか決まってないんだけど、どうしようかなあ。誰も書かなかったら僕が最高傑作カルボナーラの話をしますが、欲を言えば誰か書いて欲しいなあ。12/2は会社のアドベントカレンダーの担当なので、他に書きたくないんじゃよ。誰か頼む……

*1:これの別茹で版を作ったことある気がする、みたいなレシピが多かった