ナカザンドットネット

それって私の感想ですよね

バズレシピに慣れてきた頃に見始めた料理系YouTubeチャンネル

バズレシピAdvent Calendar 8日目です。

adventar.org

今日は、筆者がバズレシピのおかげで料理に慣れてきた頃に見るようになった、別のYouTubeチャンネルについて紹介しようと思います。

少し企画の主旨からは外れますが、たぶん需要はあるはず。

料理技術のステップアップ

どんな技術の世界でも、入門書で最初の一歩を踏み出したり、自分にもできる!と自信をつけたりした後で、もっといろんなことを学びたいと思った時のために、「次に読む本」のような学習パスがあると、スムーズにステップアップできます。

料理のステップアップについてはリュウジさんも言及しておりまして、2023年10月2日にアップロードされた、最高傑作カルボナーラ回の質問コーナーに出てきています。

回答の主旨としては、まずは虚無シリーズのような簡単なレシピから始めてもらって、慣れてきたら至高シリーズにもチャレンジしてほしい、というものでした。わかる。

まあ筆者からひとつだけ文句をつけるとするなら、例に挙げていた「虚無ボナーラ」は、いうほど簡単ではないので、初心者にはオススメしづらいという点でしょうか。終盤に半熟に仕上げる際の火入れの加減が難しくて、コメント欄で「いや、リュウジは弱火で混ぜろと言っているが、俺たち素人が火を入れてもやりすぎてボソボソになるので、諦めて火を消して余熱でできる範囲で仕上げたほうがマシ」という結論が出ちゃった程度には難しいんですよ。カルボナーラ系で一番簡単なのは、酒飲んでなかった太古に作られたレンチンカルボナーラです。

少し余談が過ぎましたが、バズレシピの中にもステップアップのパスはあるということです。

さて、それでは、他の料理系YouTubeチャンネルはどうだろう?と目を向けてみるのが本記事の主旨となります。バズレシピのいいところである、「家庭にある食材の範囲で手間をさほどかけずに美味しいものを作る」というテーマはさほど崩さずに、リュウジさんとはまた違ったアプローチで味付けをしている人を見ることで、調理技術の学びの幅が広がるのではないでしょうか。

というわけで、サッポロ一番無水みそ油鍋からバズレシピを見始めて、そろそろ3年くらい料理をしている筆者が近年見ている他のチャンネルを紹介します。

Koh Kentetsu Kitchen

まずは料理研究家コウケンテツさんのチャンネル。

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リュウジさんほどの時短テクニックを駆使することは少ないものの、家庭にある材料で、愚直にレシピを教えてくれます。ジョークが滑っても誰も突っ込まないテンポ感が独特です。

チキンスティックや棒餃子、にら饅頭など、子供ウケのいいレシピには本当に助けられています。

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バズレシピとの比較でいくと「常にほぼ至高」という感じがします。初心者がいきなり手を出すとしんどそうなレベル感ではありますが、バズレシピでしばらく修行を積んだ後なら、コウケンテツさんのレシピも恐れることはないはずです。

だれウマ

次はだれウマさんです。

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筋肉系YouTuberという感じで、筋肉ネタ満載のトークに耐えられるかどうかが試聴を続けられるかどうかの分かれ目です。やっていきー\\💪マッチョ💪//

こちらはバズレシピの平均値くらいのレベル感のレシピが多いので、たまに手を出してもしんどいなと思わずに済むことが多いです。

特に好きなのは、2023年5月アップロードの極ツナパスタです。

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飴色玉ねぎを作る部分でやたらと時間がかかる点だけが面倒くさいものの、その面倒くささが気にならないくらいに、出来上がったものが美味しいです。ハマった時は週3で食べてた。

ボディビルダーとしても活動している方なので、痩せめし系がガチなのもポイント高いです。

【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道

最後に、賛否両論、笠原さんのチャンネルです。

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料理研究家ではなく、恵比寿の日本料理店のご主人という本職の料理人さんがやっているYouTubeチャンネルです。チャンネル開設が2023年6月ということで、最近始まったばかりと言っていいと思います。

語り口は軽快だし、編集もお上手、もちろん腕も確かなのに、ちゃんと家庭料理で扱いやすいレベル感に落とし込んでくれています。

今のところ、鶏むね肉の牛タン風とか、吉野家っぽいやつとか、親子丼を作ってみました。

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料理中の雑談が深い経験に裏打ちされている感じで、大変勉強になります。

リュウジさんだと「鶏肉の下処理はしなくてもいい。これはこれで美味いし」と時短目的で端折られている部分についても、「神経質になる必要はないけど、ここまではやってもいいかもね」という下処理の範囲を実践してくれていたりして、ワンステップ上を教えてくれる感じです。とはいえ、特にバズレシピよりも面倒という感じがしないのは、笠原さんの飄々とした語り口あってのものという感じがします。

まとめ

というわけで、バズレシピで得た経験のおかげで見れるようになったチャンネルを紹介した感じになりました。

技術的な面だけでいうとファビオ飯あたりも何を言っているのかわかるようにはなってきているのですが、いかんせん材料が全く家庭料理向きではないので、今回は除かせてもらいました。

会社の同僚と話していると、バズレシピのおかげで白ごはん.comのようなレシピサイトが読めるようになってきて、重宝するようになった、といった話も聞くようになりました。筆者は動画じゃないと頭に入ってこないので使っていませんが、こういう方向性もアリですよね。

バズレシピのおかげで身についた料理の基礎を、もっといろんな場面で使えるように、今後も学びを深めていきたいと思います。