技術記事はzennに書くことが多くなりましたが、登壇報告はまあこっちでいいでしょう。
8/25に行われたCloudflare Meetup Niigataと、9/25に行われたRemix Tokyo Meetupで登壇してきましたのでご報告しますー。
Cloudflare Meetup Niigata #1
8/25はCloudflare Meetup Niigata #1 に登壇しました。仕事で7月にリリースしたキャラつくAIの事例をどうしてもCloudflareのイベントで喋りたくて、主催のkasacchifulさんを唆して開催した形になります。新潟なら家庭内稟議が通りやすいので……。わがまま言ってすいませんでした!
登壇内容は、キャラつくAIで採用したCloudflare Developer Platformのツール群についてのお話です。
当日はCloudflareエヴァンジェリストのkameoncloudさんが来られていたのもあって、使い方のフィードバックがいただけたのが嬉しかったです。キャラつくAIでは、メモリをバカ喰いしそうなWorkers AIのためにWorkerを別立てして、Queue経由で動かしています。他の部分はService Bindings RPCで繋げているのですが、AI周りだけは処理時間の問題もあり、Queue経由の実行にしていました。それに対して、「undocumentedだけどService Bindings経由で動かすと呼び出し元と呼び出し先でメモリを共有しちゃうはずなので、Queueを挟むのは方針として正しそう」というフィードバックをいただけました。中の人と話せるのは貴重なので助かりました。
という会話があった数日後、その辺の話題をサポートした記事が生えてきました🎉
登壇してよかったです。
併催されたハンズオンで、自分用のZero Trust環境を立ち上げて1.1.1.1にVPNを繋げる体験ができたのもよかったです。結構簡単にできるもんなんですねえ。
Remix Tokyo Meetup
先日、9/25にはRemix Tokyo Meetupで登壇してきました。今回は赤坂です! 登壇なので会社から出張費が出ます!やったぜ!!!!
登壇内容は、Cloudflare環境のRemixでSentryを動かそうと頑張ったお話でした。そう、やっぱりキャラつくAIです。今年はキャラつくAIを擦っていきます。
5〜6月ごろに @sentry/remix
の代替技術を探し回ったログをしゃべってお茶を濁すつもりだったのですが、 nodejs_compat_v2
が出てきて検証するチャンスができたり(動かなかったけど)、うっかり @sentry/cloudflare
を見つけてしまったりして、思いの外いい感じに最新事情をお話しできました。
イベントの印象としましては、Remix自体の話というよりは、Remixの開発環境や運用全般がスコープになっている印象でした。結果的に、Cloudflare Pages/Workers上でのフレームワークの取り回しをもっと良くする発表が多かったような気がします。参加者が口々に「Workers Tech Talksだったっけこれ」と呟いていました。
あとはあれですね。なんかやたらと登壇者が豪華でした。
- 10分枠
- @chimame_rt - [RemixでVersion skewに立ち向かう]
- @kenn
- @gothedistance - [Dive Into Single Fetch]
- @Nkzn - [Remix × Cloudflare Pages × Sentry 奮闘記]
- 5分枠
- @takashi_onda
- @mizchi - [Remix は RSC にどう対応するのか]
- @ossamoon - [RemixとCloudflare Stack におけるFile Upload]
- @_kaiinui
ここに主催のtecktalkjpさんも入れると、あら不思議、国内のRemix情報発信者のそこそこの割合が喋ってるのでは……?
メンバー据え置きで1人50分ずつ喋らせたら立派なRemix Tokyo Conferenceになっていたかもしれません。……いや、その規模で喋れるネタはなかなか用意できないのでもうちょっと時間ちょうだい……
もし次回登壇することがあったら、Expo RouterのAPI Routes用パッケージである @expo/server が、Node.jsサーバー上で動かすときにNode.js StreamとWeb標準のReadableStreamを相互変換するために、Remixの力を借りている↓話なんかをしてみたいですね。
今後の予定
たぶん技術書典17まで大人しくしています。技術書典17で僕と握手!