さて、昨今のウィルコムを見ていると
など、色々と怪しい部分が見え始めているようですね。
さて、わたくしNkznは、5月末から6月半ばにかけて、ウィルコムの2010年度新卒採用の選考を受けておりました。
書類選考(エントリーシートと小論文)と1次選考(グループディスカッション)までで落とされちゃったんですけどね(汗
当時は受験者として滅多なことを言えない立場だったのですが、そろそろ時効(時候)でしょう。
2009採用と比べて明らかに不審な点が見受けられましたので、この場でいくつか暴露してしまいたいと思います。(大げさ?
その1:会社説明会が無かった
私は留年生ですので、昨年度も新卒採用に関する情報はいくつか受け取っておりました。*1
根拠となる情報が1年度ぶんしかないので「例年」と言うには心許ないですが、昨年度の採用活動の(最速)*2プロセスは以下のような流れでした。
新卒2009 | |
---|---|
2007/10月 | プレエントリー開始 |
2007/12月 | プレエントリー者向けセミナー |
2008/2月 | 会社説明会&エントリー受付開始 |
2008/3月 | 選考 |
2008/4月 | 内定 |
まあ、一般的な冬期に採用活動を行う企業のワークフローになっていました。
しかし、今年は。
新卒2010 | |
---|---|
2008/10月 | プレエントリー開始 |
2008/12月 | プレエントリー者向けセミナー |
空白の半年間 | |
2009/5/8 | 採用選考実地の連絡がメールで各プレエントリー者に送付。(え、説明会は? |
2009/5/28 | エントリー〆切(ねえ、説明会は?? |
2009/6/17 | 1次選考 |
ということで、新卒採用では一般的な「会社説明会」もしくはそれに準ずるものが一切無い状態で選考が始まってしまったのです。
恐らく、会社説明会を開催すると、興味本位の受験者までもが殺到するため、会社説明会なんて行わなくてもエントリーするくらいに志望度の高い学生を選別する目的でこのような流れになったのではないかと邪推しています。
その2:2010年新卒の採用人数は、もしかして10人以下……?
※最初に申し上げておきますが、この項目の内容はいくつかの状況証拠と採用担当様の発言(うろ覚え)から推測したものであり、情報源が不確かであることをご了承ください。
◆仮説:「書類選考通過者は30〜50人である」
- 状況証拠
- 推論
- 空席ありの(唯一の)初日グループが「8人」ということは、本来の1グループの単位は「10人」と仮定して支障ないはず。
- つまり2日目(満席)の受験者数は2,3グループ=20〜30人。
- 2日間の合計人数は28〜38人。
- 選考辞退者を考慮すると、2〜10人程度が1次選考に来ていないはず(適当)。
- 仮説
- 30〜50人程度の人間が書類選考を通過したのではないか
ということで、無茶な論理をいくつか通してる部分もありますが、ひとまずの筋は通った話にできていると思います。*5
そして。
書類選考で50人になった受験者が、
- 1次選考:グループディスカッション
- 2次選考:筆記試験
- 3次選考:役員面接
- 4次選考:社長面接
という振るい落としを経て、何人になるのか。と考えたら。
新卒採用は10人以下と考えることは、不自然ではない。
まとめ
大量採用は大企業のよくある特徴の一つではあります。もちろん、大量採用して自宅待機を命じられた人の話もちょくちょく聞きますので、大量採用した人材をどう活用するかは経営者の手腕が問われる部分だと思います。
が、しかし。まだ新卒採用を初めて3年や4年しか経っていないはずの、超有名企業ウィルコムが、10人て。贔屓目に見て30人だったとしても少ないと感じてしまうくらいなのに、10人て。
当時は僕も『XGPに向けて、力を蓄えないといけないんだなー』と勝手に納得してましたが、ADR申請までしちゃった以上、そんなにのんびりした事態ではなかったようです。
纏まった人数の新卒採用も難しくなっているウィルコム。
信者としては、早いトコ出す膿を出してしまって、XGPに専念していただきたいところです。せめてイーモバ程度のスピードでエリア展開していただけると助かります。
破産とかされたら、泣きますよ。虎ノ門でウィルコム追悼オフとか起きかねませんよ。