会社の開発チームで常時接続に使っているAroundの月次?アップデートが来ていたので、リリースノートを流し読みします。
iOSアプリがビデオ通話に対応
June 2021でリリースされたAndroid/iOSアプリでしたが、デスクトップアプリと同じルームへの参加はできるものの、ビデオ機能が開放されていませんでした。
今回のアップデートで、ひとまずiOSアプリでビデオ機能を利用できるようになります。移植が単純ではなさそうなフェイストラッキング機能もちゃんと実装してくれたようで、頭が下がります。
Android版はcoming soonです(察し)。
画面共有のパフォーマンス改善
「めっちゃファンが回ってたし重かったのでフルスクラッチで書き直したやで」とのこと。わいわい。
画面共有中に配信者の画面内のAroundを「消さない」オプション
CPUリソース節約のためのもう一つのアプローチとして、画面共有中に配信者の画面内のAroundを 消さない オプションが追加されました。
ぱっと見だとなんのことか分からない修正なので、例を挙げます。
実は今まで、配信者が画面共有している画面内にAroundのUIがあっても、視聴者には見えなくなっていました。
配信者 | 視聴者 |
---|---|
ここで、今回追加されたオプションをオンにします。
すると、視聴者側にもAroundのUIが見えるようになります。
配信者 | 視聴者 |
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標準の動作では、AroundのUIを配信対象から外すためにCPUリソースを消費していたようで、今回のオプションはその挙動をオフにする(=配信者の画面に見えているままの見た目で配信する)ことで、CPUリソースの節約を図る新機能ということになります。
今後の改善点
1.0以降、リソース節約と安定性、複数プラットフォーム展開にフォーカスして頑張っているそうです。短期的にはパフォーマンスや質の改善を中心に改善していくとのこと。嬉しい。
新規機能としては、ミーティングの録画機能を年内にリリースしたいとのことです。楽しみですね。