H11LCは、PCと接続し最大受信速度3.6Mbpsの高速データ通信に利用することを主目的としながらも、通話機能を搭載した約57gの小型・軽量のデータカード端末です。
通話やミュージックプレイヤー機能も搭載したUSBデータ通信端末 「H11LC」を発売|イー・モバイル株式会社|企業情報
memn0ckさんのトコで紹介されてたので、ちょっくらコメントしてみようかなと。
なんつーか、一見ニッチな端末に見えますけど、意外と的を得た製品なのかも知れないと思ったり。
最近のガラケーについて考えてみると、色んな機能がついているわけですよ。
- 電話
- メール
- ゲーム
- おサイフ
- 音楽
- ドキュメントビューア
- カメラ
こんなトコでしょーか。
でもこれ実際のとこ、常にネットブックなりノートPCを持って歩くような人にとっては、ナンボでも代替が利く機能なんじゃないかなと。
上の例で言えば、
- 電話
- 携帯独自の機能
- メール
- ノートPCでメーラー使えばおk
- ゲーム
- DSなりPSPなり持ち歩きなさいよ。
- おサイフ
- SuicaとかIC内蔵クレジットカードで良くね?
- 音楽
- iPodオヌヌメ。
- ドキュメントビューア
- PCでおk。
- カメラ
- デジカメでおk。
と、電話以外はある程度、他のデバイスを持つことで代用できるわけです。
このうち、
- メール
- ゲーム
- ドキュメントビューア
- カメラ
は、デバイスに対して高詳細のディスプレイを要求するので、データ通信用USBコネクタのオマケとしては必要ありません。
- おサイフ
についてはチップのサイズとかよく知らないので何とも言いづらいですが、ある程度基盤の領域を占有するのであれば、やはり要らない機能になってくるでしょう。
や、でも都会のビジネスマンにとっては必要な機能だったのかも。
で、音楽プレーヤくらいなら載っけてもあんまり電池喰わないから載せたのかなと。
……イヤホンジャックの分の基盤領域が一番場所食いそうですけどねえ。
まあ、とりあえず不必要な機能を取り除くと、H11LCみたいな機体もアリなのかな、って感じはします。
メインとなるはずの電話機能を敢えて取り除いたD4とはある意味真逆の発送と言えるかも知れません。
褒める方向で記事書きましたけど、メールできないとか、nico.よりニッチですよコレ。