ナカザンドットネット

それって私の感想ですよね

2020年度に食べたパスタソース、17シリーズ44商品を紹介します

  • はじめに
  • エスビー 予約でいっぱいの店シリーズ
  • エスビー 予約でいっぱいの店のFormaggioシリーズ
  • 日清 青の洞窟シリーズ
  • 日清 青の洞窟 GRAZIA シリーズ
  • ピエトロ おうちパスタシリーズ
  • マ・マー あえるだけパスタソースシリーズ
  • オーマイ 和パスタ好きのためのシリーズ
  • ハインツ 大人むけのパスタシリーズ
  • ニップン レガーロシリーズ
  • はごろも おさかなでPASTAシリーズ
  • エスビー サヴァ缶シリーズ
  • 洋麺屋ピエトロシリーズ
  • キューピー あえるパスタソースシリーズ
  • オーマイ まぜて絶品シリーズ
  • マ・マー PRO Tasteシリーズ
  • オーマイ レンジでシリーズ
  • オーマイ 濃いシリーズ
  • 特に印象に残っている・リピートしたやつ
  • これからのパスタ生活

はじめに

私が勤めている会社は2020年3月から全社で原則テレワークになったので、かれこれ丸1年ほどテレワークを続けています。妻子は会社や園に行っているので、お昼ご飯は基本的に自炊することになりました。あまり手間もかけられないので、スパゲッティの乾麺を茹でて市販のパスタソースにあえる、簡単な食事を作るのが自然と習慣になりました。

もともと子供の頃からボロネーゼが好きだったのでボロネーゼを中心に買っています。といってもあまりこだわりはなく、気が向くままにパスタソースを買い漁っているうちに、結構な種類のソースを食べるようになっていました。学生のときみたいに2人前98円みたいなパスタソースを毎日食べると外食に逃げてしまいそうだったので、あえて 1人前200〜400円程度 のレンジで、ちょっと良い商品を選んでいます。家でこれだけ美味しいものが食べれるなら外食に行く必要ないわ……と思えるランクを選ぶのがコツです。

というわけで、1年間の締め括りに、これまで食べてきたパスタソースを紹介します。基本的には次の条件で並べています。

  • 原則として1人前ずつ食べられるもの(1人飯だからね)
  • 実際に食べたもの(食べてないものは紹介しないよ)

これはダイレクトマーケティングなんですけど、アフィリエイト付いてるので、食べたくなったらこの記事の各リンクから買ってもらえると、僕が新しいパスタソースを買えるようになります。よろしくお願いします!!!

エスビー 予約でいっぱいの店シリーズ

www.sbfoods.co.jp

一番食べたシリーズです。どこのスーパーでもそれなりの種類が売ってるので、自然と食べた種類が多くなってます。

フライパンでオリーブオイルを加えて軽く炒める工程がオフィシャルに推奨されていて、一手間かけられるのがちょっと楽しいです。

これは知見なんですけど、僕はいかすみが苦手なことがわかりました。

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ブコメを非表示にしたら心穏やかに過ごせた話

先日公開した記事が大きめの反響をいただけたようで、皆様ありがとうございました。

blog.nkzn.info

副都知事にシェアされた時にはどうしたものかと思いましたが、特に悪い炎上をすることもなく乗り切ることができました。

今回は炎上を回避するために行った施策の話です。

ブコメを非表示にできる

記事を公開して割とすぐの時点で、はてなブックマークのコメント(いわゆるブコメ)で炎上しうる可能性を察知しました(経験則から来る勘なので、特定のコメントが気に入らなかったとかそういう話ではないです)。人類は自転車置き場の議論が大好きなので、全ての国民ではないにしても相当数の日本人が参加できる確定申告という話題を選んでしまった以上、本文とほとんど関係ない自分語りを始める人が出てくるのは止められませんし、そのブコメを見た人が後に続くことも止められません。そうなったらブコメを見なければいいだけなのですが、まあ悪評が存在していれば気になるのが人の性です。精神に余計なダメージを受けたくはないので、さてどうするか……

そんな時にふと見つけたのが「コメント表示の設定」というメニューです。

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コメント表示の設定

もしかしてブコメを他の人から見れないようにできる?と思い、リンクを踏んでみると、どうやら思った通りのもののようでした。

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コメント欄を非表示にできる

はてなブログで記事を書いている場合、記事のオーナーであることをはてなブックマーク側でも確認できるので、こういった設定ができるようです。使っててよかったはてなブログ。

これを設定したおかげで、ブコメ同士の相互作用を未然に防ぐことができ、2日間のプチバズを心穏やかに乗り切ることができました。ありがとうございました。

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ブコメが非表示になっている

ブコメを非表示にしてもホッテントリに掲載される程度には問題なく記事が拡散されたのは、とても良い経験になりました。今後、万人受けしそうなキャッチーな記事を書いたときは、必ずブコメを非表示にしておこうと心に決めました。

コメントを見えるようにします

というわけで、話題の大きな波は過ぎ去ったので、ブコメを表示設定に戻すことにします。記事を読んでくださった皆様、ありがとうございました。

確定申告のe-Taxでカードリーダーが不要に!freeeの電子申告アプリが最高だった話

(2021.1.31 14:27追記:この記事はマイナンバーカードを使った電子申告を前提にしているので、ID・パスワード方式で確定申告したい人にはあんまり役に立ちません)

はじめに

今年も確定申告の時期になりました。

2020年は技術書典8疲れから4月になってから申請したのが記憶に新しいところです。会計を締めるまでには時間がかかりましたが、freeeが国税庁のe-Taxサービスに電子申告用バイナリデータをアップロードしてくれるmacOSアプリを用意してくれていたおかげで、e-Tax自体はとてもすんなり行きました。

2019年ごろの記憶だと、国税庁が用意してるe-Taxワークフローがなかなか面倒だったので、これだけでも革命的に楽になりました。(最近は楽になってきたらしいタレコミをいただいたので、追記しておきました)

2021年からはスマホで電子申告

さて、年も明けたし早めに会計を締めておこう、と思った矢先に、freeeから新しいプロダクトのアナウンスがありました。

www.itmedia.co.jp

macOSアプリに引き続き、スマートフォンアプリでの電子申告もサポートしてくれるようになります。これはかなりユーザー側の負担が減る作りになっていて、従来とは次のような違いがあります。

電子申告ファイルのアップロード方法 認証方法 必要な道具
2020年まで デスクトップアプリでfreeeからダウンロードした電子申告ファイルをe-Taxにアップロードする パソコンにカードリーダーを接続してマイナンバーカードを読み込ませて認証する パソコン、マイナンバーカード、カードリーダー
2021年から スマートフォンアプリでfreeeからダウンロードした電子申告ファイルをe-Taxにアップロードする スマートフォンに直接マイナンバーカードを読み込ませて認証する スマートフォン*1、マイナンバーカード

なんとカードリーダーが不要になりました。カードリーダーを買い換えたところなのになんてことをしてくれるんだ!最高じゃないか!!

特別定額給付金のときに技術的には可能であることが示されていた

2020年の春に特別定額給付金が配布された際には、マイナンバーカードの電子証明書を利用してマイナポータルにログインできた人からの申し込みを優先的に受け付ける制度になっていました。その際にリリースされたのが、マイナポータルAPというアプリです。

play.google.com

マイナポータルAP

マイナポータルAP

  • 内閣府番号制度担当室
  • ユーティリティ
  • 無料
apps.apple.com

これらのアプリは政府側で用意されたものではありましたが、技術的には政府が独占的に利用できるものではなさそうでした。AndroidやiOSのICチップ読み取り機能を利用してマイナンバーカード内のデータにアクセスし、公的個人認証サービスの公開された技術仕様に則ってユーザーからの暗証番号を利用していたはずです。

e-Taxの電子申請でも、同様の電子証明書による電子署名を施した上で申請ファイルのアップロードを行う必要があり、従来はこの部分にパソコンとカードリーダーが必要になっていました。これがスマートフォンで代用できることになれば、e-Taxが楽になりそうだと、当時の私も期待していたようです。

今年から利用できるようになったfreeeの電子申請アプリは、これに近い内容を実現してくれたことになります。やっほう。

実際にやってみた

※ 将来、内容が変更になる可能性があります。公式に解説されている手順についてはfreeeヘルプセンターの「【iOS】アプリで所得税の電子申告を行う」を参照してください。

それでは、実際に申告が終わるところまでやってみたので、手順を追ってみましょう。まずは普通に「確定申告書類の作成」機能でデータ入力を済ませておきます。

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申告データを最後まで作っておく

次に、電子申告に使うデバイスとして「スマートフォン」を選択します。

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スマートフォンによる電子申告を選択する

「パソコン」を選ぶとカードリーダーが必要になる旨が表示されますが、今回は利用しません。バイバイカードリーダー。

「電子申告に必要なアプリのインストール」で案内されているアプリは事前にスマートフォンに入れておきます。私はメイン機がiPhoneなのでApp Storeからインストールしました。

さて次です。e-Taxの利用者識別番号*2やマイナンバーを入力したら、提出する書類の確認を行います。

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提出物を確認して、電子申告アプリを起動する

確認したら、「電子申告アプリを起動する」のボタンを押します。すると、ここまでにまとめた申告内容をスマートフォンの電子申告アプリに引き継ぐためのQRコードが現れます。

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電子証明書の登録コードをスマートフォンで読み取る

確定申告のデータ入力をパソコンから行っていた場合は上記のQRコードをスマートフォンのカメラアプリで読み取ることで、電子申告アプリに移動します(直接アプリを開いても何も起こりません)。スマートフォンからデータ入力を行っていた場合は、電子申告アプリに直接移動します。

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スマートフォンではQRコードが出ずに直接アプリが開く

ここからは電子申告アプリの操作になります。

勝手にログインしてくれるわけではないので、電子申告アプリにもfreeeのアカウントを入力しましょう*3。ログインすると、確定申告書類データのダウンロードが始まります。そして、ダウンロードが終わると、マイナンバーカードとe-Taxの2種類のパスワードをそれぞれ求められます。

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マイナンバーカードのパスワードとe-Taxの暗証番号を入力する

両方入力すると「マイナンバーカードの読み込みへ」のボタンが有効になるので、マイナンバーカードを用意しておきましょう。

ここで「5回パスワードを間違えるとICカードがロック」と言われるのはかなり怖いですよね。「マイナンバーカードの署名用パスワード」も記憶に自信がありませんし「利用者識別番号に紐づく暗証番号」のほうもよく思い出せないので、両方のトライアンドエラーをするとなると5回以内で終わらせる自信がありません。

ここで朗報です! 先にトライアンドエラーの回数に制限がない「利用者識別番号に紐づく暗証番号」のほうがチェックされて、そちらが通るまではマイナンバーカードのパスワードはチェックされません。心ゆくまで試しましょう。そして「利用者識別番号に紐づく暗証番号」が正しいことが確定してから、マイナンバーカードのパスワードにチャレンジしましょう。画面の指示に沿ってカードを読み取るだけです。ここは小細工なしで5回までしか試せないのでみんな頑張って……(最後は気合)

2つのパスワードが無事に通ると、送信が実施されますので、しばらく待ちましょう。次の画面が表示されたら、電子申告アプリの今年の役目はおしまいです。お疲れ様!

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送信完了!

ここからはfreeeの「確定申告書類の作成」機能に戻ります。

下に進むとe-Taxの申告結果を確認できます。先程アプリで利用した「利用者識別番号に紐づく暗証番号」と同じ暗証番号を入力して「受付結果の確認」ボタンを押しましょう。

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受付結果を確認する

「受付完了」が表示されていたら、e-Taxの提出作業は完了しています。やったね!!!!

本当に楽だった

カードリーダーとパソコンの相性問題などの困らされることなく、シュッと電子申請を実施できました。ありがとうfreee。これからも使い続けるよfreee。ここまで体験が良いと多少の値上げは許容してしまうよfreee。

まだ一度も使っていないカードリーダーはメルカリに流すことにします。ありがとうさようならカードリーダー。(怖いので旧カードリーダーは手元に残しておきます)

多少手間でもe-Taxにしたほうが総合でメリットが大きいと判断して3回目?の確定申告が終わりましたが、金銭的なメリットもさることながら、古臭いと言われがちな行政周りの手続きが少しずつ技術の力で改善されていく様子を見られるのは、なかなか楽しいですね。来年もe-Taxやっていくぞ!!!

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確定申告お疲れ様でした!

2021.1.31 11:00追記:マネーフォワード クラウド確定申告

私はfreeeユーザーなのでfreeeの話をしましたが、マネーフォワードにも同様の機能がありそうです。すでにマネーフォワードを利用している方は、こちらにチャレンジしてみてください。

biz.moneyforward.com

2021.1.31 14:14追記:普通のe-Taxも改善してきているらしい

freeeやマネーフォワードなどのサードパーティな業者を通さずに、政府・行政が用意したシステム(e-Taxウェブサイト、マイナポータル、マイナンバーカードなど)だけでe-Taxを行う方式も改善してきているというタレコミをいただきました。

実際にやってみた方のご意見を伺ったところ、ルート証明書インストールといった一般の方には複雑そうな手間は少なくなってきているようでした。

これはこれで素晴らしいことなので、「昔より楽になってたぞ!えらいぞ国税庁!」というパッションが高まった方は是非とも記事を書いてみていただければ読みたいです。

*1:マイナンバーの読み込みに対応した機種に限る

*2:事前に申し込んでおく必要があります https://www.freee.co.jp/kb/kb-kakuteishinkoku/etax-number/

*3:起動するたびにIDとパスワードが再入力になるのが若干鬱陶しいですが、まあ我慢します

【一番のヤツ!】キリン一番搾り 糖質ゼロを飲んだよ

この記事はBeer Advent Calendar 2020の3日目です。昨日は@sobachankoさんの綱島桃エールでした。フルーツ系ビールは好きなので、めちゃめちゃ飲んでみたい……

さて、今回ご紹介するのは「キリン一番搾り 糖質0」です。

www.kirin.co.jp

「うわぁ……微妙そう……」と思った人! 気持ちはわかる! 「糖質ゼロ」や「○○フリー」を謳う発泡酒は、ビール好きから見て及第点に達しない味のものばかりであることは、私も同意するところです。ノンアル系だとBeer Advent Calendar 2015で紹介したスーパードライ ドライゼロキリン 零ICHIあたりが及第点を取れている印象がありますが、発泡酒でその域に到達しているものは稀です。一般的な発泡酒は酒税法の関係で麦芽比率を抑えめにする宿命を背負っているので、麦芽の味わいを大事にしたい人が発泡酒に物足りなさを感じるのは、致し方ないことなのかもしれません*1

さて、今回ご紹介する「キリン一番搾り 糖質0」は酒税法上の ビールです。 大事なことなのでもう一度言います。 「キリン一番搾り 糖質0」はビールです!

「キリン一番搾り 糖質0」は、日本で初めて、ビールでありながら糖質ゼロを実現した商品なのです。

僕がこの商品を知ったきっかけは、大蛇丸の人のスポンサード動画でした。


一般男性が、「一番搾り 糖質ゼロ」で優勝する動画です。

まんまと乗せられて飲んでみたわけですが、これが思いの外美味かった。

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一番のヤツ(糖質ゼロ)

発泡酒ではなく、ちゃんとビールしてるな、という味です。後味に妙なアルコール感が残ることもありません。しっかりと麦芽も香ってきます。

もちろん、名だたるクラフトビールと比べれば「素直すぎて面白みのないピルスナー」という評価にしかならないと思いますが、「糖質ゼロ」という縛りの中で「素直すぎて面白みのないピルスナー」という高いレベルの味わいを実現した研究部門の方々には、惜しみない賛辞を贈らせていただきたい。

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おいしいに決まってます

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糖質ゼロ

「キリン一番搾り 糖質0」は「一番のヤツ」の名に恥じない仕上がりです。健康に気を使う必要が出てきたビール好きの皆さん、ドライゼロを飲めとは言わないので、「キリン一番搾り 糖質0」を箱買いして、健康志向に目覚めたつもりになってみるのはいかがでしょうか。

明日は@TAKA_0411さんです。

*1:ここでヒューガルデンの話を始めると面倒なので勘弁してください

USB-CでノートPCに給電できる24インチディスプレイがほしい

Work From Homeが続いていますね。弊社は新潟市なので、念のためということで在宅に切り替えており6週間目に突入しました。

自宅作業、意外といけるじゃん

さて、↓のときにも言及しましたが、僕は自宅だと集中できないと言う理由から、副業の作業はネットカフェで実施していました。

blog.nkzn.info

しかしながら、今回のWFHにあたって、会社からディスプレイやキーボードを借りてきて自宅に設置してみたところ、普通に捗ることがわかってきました。子供が騒いでいると集中力に難があることには変わりませんが、そこはヘッドホンなどでどうにでもなっています。

つまり、

  • ❌ 自宅だと集中できない
  • ⭕️ 自宅の作業環境がしょぼくて、過剰に集中しないと生産性が出ない

だったようです。

作業環境を整えよう

というわけで、自前のディスプレイがほしくなってきました。

会社から借りているディスプレイを業務外で利用するのは気が引けますし、WFHが終わったら会社に戻さないといけません。

何より、作業のたびにネットカフェに行くお金を考えたら、安い買い物です。

予算とスペック

作業スペースが広くないので、大きさとしては恐らく27インチが入るか入らないかというところです。安全をみると24インチにしておくのがよさそう。

絶対に譲れないのが、USB-C給電です。コンセントに挿す必要があるのはディスプレイだけにして、ディスプレイとMacBookの間を繋ぐUSB-Cケーブルで給電と映像を兼ねる、プラグアンドプレイ機構がほしいです。ケーブルがごちゃごちゃしないようにしたいのです。ディスプレイのスペック内に「Power Delivery」と書いてあるのが理想的ですね。MacBook Airと組み合わせることになるので30W以上の給電能力も必要です。

最後に予算です。あんまり資金に余裕があるわけではないので、できたら3万円以内、はみ出しても4万円以内に抑えたいなと思います。

候補になりそうなやつ

次の記事を見ながら、条件に合うものを探しました。

www.makkyon.com

候補はいくつか見つかったのですが、4/7時点で在庫があったものだけを並べます。その時点での価格も併記します。

I/Oデータ LCD-CF241EDB

¥23,628

Lenovo ThinkVision T24m-10

¥30,800

www.lenovo.com

Lenovo ThinkVision P24h-20

¥37,400

www.lenovo.com

Dell デジタルハイエンドシリーズ U2419HC

¥42,800¥35,980

www.dell.com

Dell プロフェッショナルシリーズ P2419HC

¥31,800¥27,980

www.dell.com

追記:給電に60Wが必要なMacBook Proと組み合わせると罠があるという口コミをいただきました

MacBook Airは30Wなので問題なさそうです。

追記:P2419HCの後継機が出ているという情報をいただきました

www.dell.com

P2419HCの反省からか、給電が最大65Wまでになっています。MacBook Proに給電しても5W分のあそびがありますので、USBハブとしての給電を行ってもある程度は大丈夫そうですね。

どれにしようか

値段だけでいうとIO DATAのLCD-CF241EDBなんだけど、もうちょっとインターフェースが充実しててほしい気もする。

となると、DellのP2419HCになりそうですね。

kakaku.comでも調べてみる

Amazonで調べるのは早々に諦めていたのですが、そういえば価格.comだとどうなんでしょう。

kakaku.com

おっ、ギリギリ4万円以内の27インチがある……

kakaku.com

2020年4月下旬発売……いいじゃん……

これにしようかな……

追記:注文しました

P2421DCにしました。QHDなのは良いよね……良い……

www.dell.com

まとめ

24インチや27インチで探してもお手頃なディスプレイが出てきていました。

ケーブル一本で給電までできるのは便利なので、Work From Homeのお供にいかがでしょうか。

X-PlatかPWAっぽい気がする(ミルクボーイネタ)

思いついたまま勢いで書いたミルクボーイネタだけど、生煮えながらこれ以上面白くすることもできなさそうなので、供養のために置いておきます。


「うちのお客さんがね、Webサービス作りたいゆーんやけど」

「そうなんや」

「ユーザーへの届け方を忘れたらしいねん」

「ユーザーへの届け方を忘れるってどうなってんねん」

「いろいろ聞くんやけどな、全然わからへんねん」

「ほんだら俺がね、ユーザーへの届け方一緒に考えてあげるから、どんな要件言うてたとか教えてみてよ」

「AndroidとiOS両方にサービス提供したい言うてた」

「モバイルアプリやないかい? その特徴はもう完全にモバイルアプリやがな。すぐわかったよこんなもん」

「俺もモバイルアプリやとおもてんけどな、お客さんが言うには、UIを修正したらすぐにユーザーの手元に届いてほしいっていうんや」

「ほなモバイルアプリと違うか! モバイルアプリは審査とかあって、修正してもなかなかユーザーの手元に届かんからな。モバイルアプリってそういうもんやから。ほなモバイルアプリとちゃうがなそれ。もうちょっと詳しく教えてくれる?」

「プッシュ通知でエンゲージメントを高めたいらしい」

「モバイルアプリやないかい! ピロン♪って通知が鬱陶しいくらいに飛んでくるのはモバイルアプリやろ!」

「わからへんねん、でも」

「何が分かれへんねん」

「俺もモバイルアプリやと思てんけどな、お客さんがいうにはいっぺんソースコード書いたらAndroidでもiOSでも動くって言うてた」

「ほなモバイルアプリちゃうやないかい! AndroidアプリはAndroid SDKでKotlin、iOSアプリはiOS SDKでSwiftや! 共通化なんかそうそうできへん! モバイルアプリちゃうがな。もうちょっとなんか言ってなかった?」

「インターネットにつながってないときでも動くらしい」

「モバイルアプリやがな。ニュースアプリやSNSでもない限り、いっぺんインストールが終われば、圏外のときでもちゃんと動く。それがモバイルアプリってもんや。長旅のトンネルの中でも安心! モバイルアプリに決まり!」

「わからへん」

「わからへんことない! お客さんがユーザーにサービスを届ける方法はモバイルアプリ!」

「お客さんが言うにはモバイルアプリではないって言うてた」

「ほなモバイルアプリちゃうやないか! お客さんがモバイルアプリではないと言えばモバイルアプリちゃうがな!」

「そうやねん」

「ほんまにわかれへんがな、それどうなってんねん」

「うちの部長がいうには、Flashちゃうかって」

「いや絶対ちゃうやろ!」

「もうええわ。どうもありがとうございました。」

React Nativeの「(not) for you」を伝え続けた2019年を振り返る

2018年の夏に「React Nativeはメリデメ両方デカすぎて、気軽に採用すると事業や組織とのミスマッチを起こしやすいので、マッチしてるかどうか考えてから採用しましょうね」という話をしました。

blog.nkzn.info

このときは雑多に問題提起してしまったので、具体的なモデルケースを想像しづらいものになってしまっていました。

そこに課題意識を持った私は「2019年はRNにマッチしそうな事業(プロダクト)や組織(チーム)の姿を伝え続ける年にしよう」と位置付け、各所でその方針に基づいた情報発信を行いました。

人材調達の難しさに目をつけた第一弾

その第一弾として、ちょっとフライングして2018年末に公開されたのが次の記事です。

codezine.jp

  • 「どうせビジネスサイドは3プラットフォーム出したいっていうじゃん」
  • 「でも本当に3プラットフォームそれぞれの作法を理解してる人をそれぞれ集められるの?」
  • 「UI作法(ライフサイクルとか)だけでもWebに寄せたほうが、採用するにせよ育成するにせよ楽なんじゃない?」

という切り口で導入を書かせてもらいました。これを言語化できたおかげで、良いスタートダッシュが切れたんじゃないかと思っています。

さらにターゲットを絞った第二弾

第一弾の時点では「ふーん、そういう分野もあるかもね(私には関係ないけど)」くらいの認識になりそうだったので、もう少し明確にターゲットを絞って刺しに行ったのが、第二弾のMOBILE CREW NIIGATAでの発表です。

speakerdeck.com

  • 「B2B(2B)だと操作マニュアルとかユーザーサポートが必須だけど、もし楽にUIを揃えられるならサポート部門の負担がちょっと減るでしょ」
  • 「できる人を外から連れてくるような人材流動性はなくて、たまたまいた器用な人を育てたほうが現実的でしょ」
  • 「どうせなら潰しの効くスキルを覚えさせたいでしょ」

という切り口を追加して、「そう! お前ら! お前らに必要なソリューションなんだよ!」感を出してみました。

集大成の第三弾

第一弾で打ち立てた方向性を元に、第二弾で深く言語化することができましたが、技術的な詳細を見ても魅力的であることの紹介が疎かになっていました。

というわけで、技術的な特性の話題も加味した集大成として書いたのが、第三弾でエンジニアHubに寄稿した記事です。公開は2020年になりましたが、2019年の11月ごろに書いてました。

employment.en-japan.com

  • 技術的なイメージが付けやすいように具体的なコードや内部実装の話も重視した
  • 巨大なエコシステムの支援を得られることをイメージしやすくする
  • ビジネス要件としてクロスプラットフォームが求められている現場があることを改めて強調する

この記事で気をつけたのは上記のようなところでした。悲壮感の漂っていた第二弾を裏返して、ある程度ポジティブな味付けにしたつもりです。

三部作の後書き

やっている最中は「結局ずっと同じことの話をしているけれど、読者の方は飽きないだろうか」と思っていました。しかし、こうして振り返ってみると、話題の切り口が違うのでターゲット読者も違っているし、媒体が違うので届くチャンネルも違うし、ということで、かなり広く話題提供ができたんじゃないかと思います。

全部読んでくれている人はエンジニアHubのあたりで「またこの話か」と飽き気味になっていたかもしれません。これは素直にすいませんでした。

この1年で生み出した3部作は、もちろんReact Nativeの大成を願ってのものです。しかしながら、読んだ人にはわかるとおり、「多くの人にReact Nativeを使ってほしい」というものではありません。「こんな状況の事業・組織には、React Nativeは役に立つ可能性がある(for you)」をハッキリと伝えることで、「そういう状況にない事業・組織では役に立たないかもしれない(not for you)」がある程度浮き彫りになるような作りにしたつもりです。

Android SDK + KotlinやiOS SDK + Swiftでアプリをそれぞれ作ったほうが、顧客に対して出せるバリューが大きくなるプロダクトというのは当然ありますし、それを実現するためのチームが無理せず構築できるならば、React Nativeのようなクロスプラットフォーム技術はnot for youであるはずです。無理にクロスプラットフォーム技術などという巨大なフレームワークを採用して苦しみを抱える必要はないでしょう。

ただ、世の中でそういったチームを構築できる企業というのは、そんなに多いのだろうか、という疑問を、第一弾を書きながら思ってしまったのです。

「採用は人事や経営の仕事だからITエンジニアの自分が扱うべきスコープではない」と言ってしまうのは簡単ですが、採用が上手くいっているわけでもないのにユニコーン企業の技術選択やチームビルディングだけをカーゴカルト的に真似しようとしたところで、苦しむのは自分たちなのです。

様々な事情があるとは思いますが、「(まだ)お金が潤沢にない」「(まだ)十分な数のメンバーがいない」という状況において、React Nativeはfor youなツールになりうると私は思っています。また、そういった状況になくても、純粋にReact Nativeの技術特性が事業にとって好ましいと判断されれば、時雨堂さんDiscord iOSNature Remoのように、腕力のある器用な人々が扱う前提で採用されることもあります。

自分が関わっている事業と組織の課題と向き合ってみて、そのロードマップの途上にReact Nativeが役立ちそうな場所があれば、採用してみることを検討してみてください。そのときに私の書いた記事たちがお役に立てたなら、検討の結果がfor meでもnot for meでも、それはとても喜ばしいことなのです。

余談:他のX-Platを扱う方々へお願い

私はReact Nativeが手に馴染んだことによって見えた景色(観点)があったので、それを言語化する目的で記事を書いています。React Nativeが他のX-Platより優れていることを示すために書いた記事は(おそらく)ありません。(極めてfor meではあるものの、優れているとは思っていません)

私はFlutterやXamarinやIonic(Capacitor)をほとんど使ったことがありません。使ったことがないもののことを偉そうに解説することはできないので、私はこれらについて、今回の三部作のような語り口で解説することができません。

しかしながら、私の書いた三部作は、多くの部分でX-Platツールに共通の観点を含んでいると思っています。

私は技術選択が大好きなので、Flutterは、Xamarinは、Ionic(Capacitor)は、その特性によってどんな事業(プロダクト)と組織(チーム)にマッチするのかを誰かが記事にしてくれたら、喜んで読みます。結果的に僕の記事と似てしまっても全然構わない(むしろdiffが際立つ)ので、読みたいのです。

というわけで、誰か記事を書いてください。私からのお願いでした。